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【2025/07/18 21:22 】 |
Kiss it better:3
豊かな内面がその指に込められていて、幾度も心を奪われた。
そののだめが今、溢れる情感を隠すことなく自分にさらけ出している。
 その、感動にも似た激情に千秋の胸は更に昂ぶっていく。

 やがて、触れるだけのキスでは物足らなくなる。
一度は静まった欲望が、更なる熱を伴ってもたげてくる。
 引き結ばれたのだめの唇に割って入るように、千秋の舌が差し入れられた。
「んぅっ!…ん、ぁ、んん……」
 反射的に逃げようとするのだめの顔をしっかりと押さえつけ、
のしかかった身体は、のだめの弱々しい抵抗を自然と阻む。
 今までに何度も抱きしめた。
 ほんの少し、強引にしたことも。
しかし、こんなに一方的にのだめの身体を自由にするのは初めてだった。

■■9
 千秋は、倒錯した思いで自身の唇を押し付け、のだめの口内を余すことなく犯していった。
「…ん、ん、…っあ、」
 のだめの声に熱がこもる。
「…ぁ、は、……のだめ、眉間に皺、寄ってるぞ」
 千秋は、少し唇を離すと、乱れた息で微笑みながら言った。

 のだめはそっと目を開けて、千秋の顔があまりに近くにあることに今更ながら面くらいつつも、弱々しく、抗議するような声を出した。
「……先輩のせいデスよ」
「オレのせいか」
 言いながら千秋の右手は、のだめの肩口、二の腕を伝って下に下りてゆく。
その感触に、のだめの身体はついびくりと反応してしまうが。
「…そうデスよ…。いつも先輩は、いきなりなんだから……」
 千秋は、こんな場面でものだめがのだめらしく憎まれ口を叩くことに、安堵さえしていた。

 会話の合間に、繰り返されるキス。
 次第に下りてゆく右手は、ゆっくりと。
薄手のニットのワンピースを通して、肉薄ながらも柔らかく弾力のある肌を丁寧に撫でてやりながら。
「いきなりはお前だろ。…このDカップめ」
 千秋はのだめのふくよかな胸に触れた。

■■10
「…ッ!!」
 …やっぱり、大きい。それに…
「…柔らかいな……」
「…ん、っや……」
 のだめは、背をしならせ、首をのけぞらせた。
 千秋がいっぱいに掌を広げても、余りあるそのふくらみ。
千秋は、両の手でのだめの胸の感触を味わっていた。

 重そうに下から掬い上げ、そっと、しかし抵抗をしっかりと感じながら優しく揉み上げる。
むにゅむにゅという擬音が聞こえてきそうなほど、たわわに実ったバスト。
「…んぅ……」
 その胸は千秋の掌によって自在に形が変えられて。
 のだめは表情を隠すように両腕を顔の上に置き、そのしなやかな身体をくゆらせる。

 千秋は胸の感触を愉しみつつ、左手をのだめの背中と布団の間に差し入れた。
「ひゃあっ」
 油断していたのだめは、背中への突然の千秋の手の感触に反射的に身体を反らした。
「…おい、これ、どうやって脱ぐんだ……」
 予想していた背中のファスナーが手探りで見当たらないため、千秋は問い掛けた。
 勿論、胸への愛撫はそのままに。
 身体の表と裏からの千秋の手の感触に囚われたのだめは、
短く浅い吐息を繰り返しながら、首を振るばかり。
 答えを返せないのだめに千秋は諦めて、
のだめの白い腿までたくし上がっているそのニットワンピースの裾に右手を差し入れた。

■■11
「ひゃっ!!」
腿に千秋の手の冷たく硬い感触が掠めて、のだめは身を縮こませてしまう。
「…まだ、何もしてないって」
 思わず面映い気持ちで苦笑する千秋。
そう、まだ、何も。全ては、これから。
 千秋はワンピース越しにDカップの感触を愉しみ、そして今、やっとのだめの素肌に触れたことで、言いようもなく煽られていた。
 のだめの肌は、滑らかで、柔らかい。
 日本に居た頃は「お色気」とかいって胸元やら背中やらが無防備に開いた服をよく着ていたのに。
 あの頃それを目にしても動じなかった自分が逆に不自然にさえ感じるほど、今、千秋は、のだめの素肌に昂ぶっていた。

 千秋の右手は、のだめのワンピースの中にどんどん侵入していく。
 のだめはぎゅっと目を瞑り時折びくりと身体を震わせながら、甘んじて千秋の手を受け入れていた。
「…ん!」
 ワンピースの中の千秋の手が、のだめの胸に到達した。
 千秋の右手は、もはや胸までたくし上げられたワンピースの中。
当然、ショーツもくびれも、光の元にさらけ出されていて。
 しかし千秋は、今にも触れようとしている豊かな胸のことで頭がいっぱいだった。

 ニットワンピースの中でうごめく、千秋の手。
 千秋は、ブラごとのだめの胸に触れた。

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【2011/06/25 11:46 】 | 千秋×のだめ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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