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光源氏という私の渾名を知っているのだろう。言外に匂わせるその洗練された物言いに驚く。優雅なのに怜悧だ。この娘、ただの娘ではないかもしれない。
「お世辞ではないよ。あなたはとても美しい…。ところで、こんな所で何をしていたの?夜更けにたった一人で。」 「朧月に誘われましたの。」 「おやおや奇遇だ、私もだよ。春の朧月夜に浮かれてここに迷い込んだら、こんなに美しいあなたに会えたというわけ。」 「では、朧月に魅せられた者同士、今夜はここで月を愛でながら夜明かししましょうか。」 「それも良いけれどね…私は、あなたを愛でたいな。」 抱き寄せて唇を合わせる。少し身体が強張ったが抵抗せず、深く口づけるうちになよなよと身を任せてきた。 従順な可愛らしさに、私ももう止まらなくなる。 端近な局にいるため、いつ誰に見つかるか知れない。緊張感が私たちを余計に高ぶらせ、燃え上がらせる。 衣を全て脱がせることはせずに、はだけさせた隙間から愛撫した。見えそうで見えないなめらかな白い肌が、かえって男をそそる。 娘はとろけそうな瞳で私を見つめ愛撫に酔いしれ、押し殺したため息と微かな喘ぎ声を漏らす。言われた通りに身体を開き、どんな姿勢にも応じた。 仰向けに寝かせ、膝を割る。黒い茂みを掻き分け左右に大きく広げると、たっぷりと蜜をたたえてとろけた女芯が私を誘う。 すぐにも挿入したいのをこらえ、蜜を掬って秘核にぬりつけた。 「はあぁぁ…っ」 切なく吐息を震わせ、ぐっと腰を上げる。蜜を頼りに触れるか触れないかくらいの強さで指先で転がすと、私の動きに合わせてくいくいと腰を揺らした。紅い花びらの奥の入口がひくひく蠢き、新しい蜜を垂らす。さすがに堪らなくなり、花びらを押し広げて反り返った欲望の塊を奥まで突き立てた。娘の顔が歪む。 娘の中はたいそう狭かった。熱くきつい締め付けに、油断をするとすぐに果ててしまいそうになる。 しばらく押し込んだまま呼吸を整えて快感に耐え、少し慣れてから律動を始めた。 始めのうち苦しげな息をしていた娘は、やがて困ったようなとろけたような表情にかわり、いやいやをするように首を横に振った。襟に手をかけ胸をあらわにし、たぷたぷと揺れる双丘を愛でる。見つめられると、娘は興奮するようだった。肌がほんのりばら色に染まって美しい。私は腰遣いはそのままに揺れる果実にむしゃぶりつく。 「はぁん…っ」 挿入してから初めて娘が喘いだ。もっと聞きたくて、更に秘核にも手を伸ばす。 「んふっ…くっ!」 触れただけで娘は身体を震わせ、恍惚とした表情で一瞬身を固くした。狭い中が更に締まる。私の腰にも震えが走った。急いで引き抜き、手のひらに精を受ける。 すうっと糸を引いた娘の蜜に赤いものが混じっており、私は驚いた。 「…初めてだったのか?」 「…ええ。」 「なぜ始めに言わなかった。知っていれば、こんなに乱暴にはしなかったのに。」 「いいのよ。私、あなたにされるがままに、して欲しかったの。」 PR |
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