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【2025/07/18 21:34 】 |
約束:14
何度か絶頂を迎え、身も心もとろけきって、くったりと弛緩した私の膝裏に手をかけ、夕霧はこれ以上できないほど大きく脚を開かせた。
紅く膨れた蕾も、襞の奥も、全て丸見えになるほどに広げ、腰を高く上げさせる。
そのまま私にのしかかり、限界まで張りつめた夕霧の先端の部分を、私の入り口にこすりつけ、あてがった。
「いいかい。いくよ。」
「…はい。」
「優しく、できないかも知れない。」
「大丈夫よ。来て…」

つぷり。
先端が、入った。
痛みはさほどではない。
夕霧は、浅い呼吸を繰り返しながら、ゆっくり腰を押し進めてくる。
…圧倒的な存在感。
熱くて太い、何か重いものが私の下腹からせり上がってくる。
半ば辺りまできた時だった。
突如身体が中心から割り開かれるような、めりめりと音がしそうな感覚と痛みが、私を襲う。
「ああぁっ!いっ…いたっ…あっ、んっ」
私の両脇につかれた夕霧の腕を、思わず握りしめる。
爪をたててしまったのだろうか。夕霧が、顔をしかめた。
「ご、ごめんなさい」
「いいんだ。しっかり握って。」
「えっ?」
「…さぞ痛いだろう?私には、その痛みは解ってあげられないから。せめて私の腕を握って。痛みを私に逃がして。」
夕霧の優しさに、胸が温かくなる。
「あと少しなんだ。ごめん。耐えて」
はい、と返事をする間もなく、夕霧は私の隙をつき、一気に最奥まで貫いた。
「ああああぁ…ぁっ…!」
裂けるような激痛に、ぐっと全身に力がこもり、どっと汗が噴き出した。

夕霧は腕からそっと私の手を解くと、覆い被さり、頭を抱いた。幼い子をあやすように何度も髪を撫で、頬をすり寄せる。
「入ったよ…」
私の下腹は、熱いもので隙間なく満たされていた。
初めの裂けるような痛みは、ずくずくと疼くような鈍い痛みに変わり、腰の辺りに留まっている。

「辛いだろう。まだ痛い?」
「…一番初めほどではないわ。熱くて、私の中がいっぱいよ。これがあなたなのね。」
「…うん。熱くて、ねっとりと柔らかで、でもきつい。これが君なんだ。」
「苦しいの?」
「苦しくはないよ。あの…最高に、気持ちいい。」
「そうなの?」
「君は辛いのにね。私ばかりいい思いをして、すまない。」
「…慣れれば、お互いに素晴らしく良くなるのでしょう?」
「誰に聞いたの、そんな事!」
「私だって、いつまでも何も知らない子供ではないわ。…女房たちの、噂話よ。」
「君も耳学問か。」
「他にどうしろと言うの?」
「…確かにね。もし、誰かに先に教え込まれていたら、私は気が狂っただろうな。」
「ふふふ。ありがとう。」
「なぜ礼を言う?」
「あなたも、私と同じ気持ちでいてくれたと思ったら、とても嬉しくなったの。」
夕霧は、それには答えずに私に優しく口づけをした。舌を絡ませながら乳房に手を伸ばす。
慣らされた場所はすぐに反応し、身体の中心がきゅんと締まると、夕霧のものがぴくりと動き、夕霧はため息を漏らす。何かにじっと耐えるように、身体を震わせた。



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【2011/08/17 12:46 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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