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【2025/07/18 21:06 】 |
Kiss it better:6
■■19
「のだめ……」
千秋は無意識の内に、囁くような声でその名前を呼んだ。
のだめの唇に預けていた指先を一旦引くと、その腕を首に廻して抱き、
胸を愛撫していた右手を、身体の稜線に沿ってゆっくりと下部に移動させながら。

「せ…んぱい……?」
 その、肌を降りていく焦らされるような感触に、のだめは自然と吐息を熱くする。
 千秋の右手は、徐々に、その部分へ。
のだめが身につけている最後の衣服へと到達すると、のだめは息を飲んで、再び顔を手で覆った。
「顔、隠すなよ」
 千秋は左手で、のだめの腕をどけさせる。
 左手は布の表面を伝い、じりじりと、その中心へ。

「ゃ……ヤだ、怖い…デス……」
 のだめはすがるように千秋を見つめ、自分を抱く手を握り締めた。
 青ざめたその表情を見てちくりと胸が痛む千秋だったが。
そこに後悔の意志はない。
「怖くないだろ。オレ、ここにいるから」
 千秋はのだめを抱く左手で、その頭をそっと撫でてやった。
 そしてのだめの耳元で甘い吐息をつきながら、繰り返す。
「いる、から」

 千秋の右手は、ついにその部分へ。
「…んっ……!!」
 千秋の指先は、のだめのそのしっとりと潤んだ柔らかい部分に触れた。
 のだめの目が強く瞑られ、頭を撫でる千秋の手を、ひときわ強く握り締める。
「あっ…………」
 そこは既に潤んでいて、薄い布地が下着の意味を為さないほどに濡れていた。

■■20
 千秋は、そっと、その部分を撫でてやる。
「ん、ん、…………」
 快感なのか、未知の感覚に耐えるのだめの苦しそうな表情が、千秋の胸の内を一層焦がす。
 押し付ければ、布を通してじんわりと染み出すのだめの蜜。
割れ目にそって撫でれば、浮きがちにふるふると震える華奢な腰。
 千秋は、問うことなく下着の隙間から硬い指先を差し入れた。
「…ひゃあっ……ッん…………」
 のだめのそこは、柔らかくて。溢れるほどの蜜で乱れていた。
「…あ、…のだめすごい…すごい濡れて……」
 千秋は思わず声を出す。
 それは感動にも似た何か。
「気持ちよかったのか……?」
 さっきも訊いたのに、そう問わずにはいられない千秋。
 のだめは泣きそうに表情を強張らせることしかできない。
「もっとよくしてやるから、待ってろ」

 千秋はそう言うと、腰のサイドで可愛らしく結ばれた紐を解く。
パラリと片方の紐が自由になり、のだめのその部分は、千秋の指先によって露わにされた。
「や、恥ずかしい…から……ダメ…デスッ……!」
 千秋の手を強く握り締めて懇願し、脚を引き寄せてその部分を隠そうとするが。
千秋に許されるわけもなく。
 蜜を絡ませた千秋の指先は、その柔らかい部分をまさぐった。

■■21
 撫でるように、慈しむように、余す所なく丹念に。
「ゃ、ゃ、…んっぁ……」
 のだめは、ハァハァと息を荒げる。
腰はくねり、逃げ出すように千秋から遠ざかろうとするが、
千秋の指はのだめのそこに吸い付いて離れない。
 幾層ものひだを、丁寧に、ゆっくりと撫であげる。
その度に身じろぎし、声にならない声を上げるのだめ。
膝は浮き、つま先は、きゅっと力が込められている。
 ゆっくり、ゆっくりと。
 しかし千秋にも限界があった。
「…のだめ……!!」
 のだめの快感にうち震える無防備な肢体に誘われ、千秋は唐突に指先に力を込めた。
「あんっっ!!」
 のだめは大きく身体を震わせた。

 くぼみの周囲を揉みしだく千秋。
粘着質の蜜は、どんどん溢れて千秋の指先に絡まってゆく。
その蜜を、のだめの柔らかな部分のそこここに塗りたくるようにしてこねる。
「…ふぁっ!ん、んはっ!!」
 そうする内に千秋の指先は、熱く硬く起ち上がった蕾を探り当てる。
 びくりと身体を奮わせるのだめが、ただ、愛しくて。
「のだめ、好きだ……」
 千秋は、蜜でぬめぬめと光沢を放つ指先で、その蕾を撫で上げた。

■■22
「きゃあんっ!!」
 悲鳴にも似た嬌声を上げるのだめ。
 …可愛い……
 千秋は首に廻した腕でのだだめを抱いてやった。
「せ、先輩……」
 千秋はその蕾がぷっくりと存在を主張していることを指先で確認すると、
挟むように、摘むように、丹念に撫でていく。
 蕾は、千秋の指先によって、右に左に押し上げられていく。
 その度に、のだめの身体が大きくはねる。
 千秋は、のだめを抱く腕にいっそう力を込める。
 そして蕾を撫で上げる指を親指にシフトさせると、長い中指を、その潤いの中心に宛てがった。

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【2011/06/26 00:02 】 | 千秋×のだめ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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