忍者ブログ
  • 2025.06
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 2025.08
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2025/07/18 23:56 】 |
Kiss it better:5
 千秋はその憂いに満ちた表情に思わず息を飲むが。
「…見せるための勝負下着だろうが」
「や…恥ずかしい………けど……」
「けど?」
 千秋は、のだめのふくらみに唇を落としながら言う。
「………ちょっとだけ、見て欲しいかも、デス」
 照れたように微笑むのだめ。
 そんな自分に戸惑うように、ちょっと困惑したような顔つきになってしまうのはしょうがないけれど。
 千秋はふっと笑みを零すと、少し身体を伸ばして、唇にキスをした。
「……ん。」
 そうしてまた、胸への愛撫を再開する。
 もう、余裕なんてどこにもなかった。

■■16
 たわわなふくらみを食み、熱い突起を嘗め回し、責め立てる。
どうしても荒くなってしまう掌で、存分に揉みほぐしながら。
 そして食むだけでは我慢しきれずに、むしゃぶりつくように口に含み、転がす千秋。
「あ、や!…あ、あんっ!ま、待って、せ、…ん!先輩待って!!」
 そのあまりにも必死な懇願に、千秋はハッと我に返り、顔を上げてのだめを見つめた。
のだめの目尻には涙が光っている。
「……なんだ?」

 のだめは口を開けたまま、首を横に振った。
「あ、あの、だから…あの、やっぱりちゃんと見て欲しいデス、…勝負下着……」
 千秋は、ともすれば泣きそうに緩んでしまう表情で微笑んだ。
 …なんて、バカなんだ。愛らしいんだ。
「…見てるって。似合う、きれいだ…」
「そうデスか…?」
 のだめの大きな瞳が瞬かれる。
濃く長い睫が、その頬に影を落とした。
「ヨカッタ……」
 のだめは、安堵を浮かべる、嬉しそうな表情を浮かべる。
 千秋はそっと身体をずらすと、その頭を胸に抱いた。
「あぁ、きれいだ。この日のための勝負下着だもんな?」
 千秋はのだめの胸に手を置いたまま、片方の手で頭をなでてやり、額にそっと唇を落とした。
のだめは力なく頷く。
 そして。
「…のだめは勝負に勝ちましたカ?」
 上目遣いで悪戯っぽく千秋を見上げるのだめ。
「…………。」 
 ……降参だ。

■■17
 苦笑しながら、唇を重ねる。
 と同時に、今度はブラのホックを片手で外し、
腕を痛めないよう注意しながらストラップを片方ずつ抜いた。
 ブラを完全にはぎとると、のだめの胸元で輝くルビーが映えて、可愛らしくその白い肌を彩る。
 千秋はその光景に満足そうに微笑むと、完全に露わとなった胸へ手を戻した。
「…ぁ、ぁふ、ん、…んう……」
 胸を揉みしだいて突起を弄びながら、千秋は再びのだめの口内に舌を深く差し入れてゆく。
 すると、今までされるがままだったのだめが、おずおずと舌を絡ませてきたのだ。
「…!!」
 煽られて、確かめるようにその舌を舐め上げ、尚いっそう深く粘着質に絡ませる千秋。
 目を瞑り必死になって、おぼつかない動きでなんとか千秋の舌に応えようとするのだめ。
粘着質な水音と、唇が触れ合う乱暴な音が部屋に響く。

 千秋は一度唇を離すと、軽く触れるだけのキスを落としてから、
再び胸の突起を口に含んだ。
 のだめの舌には、唇の代わりに自身の指先を絡ませて。
「…ふ…んぅ………あぅっ?!…ん、んん……」
 のだめは一瞬その異物感に驚くが、千秋の指先だとわかると、
自らの手を秋の指先に手を添えて、必死に、丹念に舐め上げる。
 …溶かされる……。
 のだめは、千秋の指先に淫猥に舌を絡ませる。
千秋がのだめの舌にそうしてくれるように。
唾液がしたたり落ちるのも構わずに。
 …気持ちいいかも……。

■■18
 のだめの舌が織り成す指への陵辱に一層かき立てられ、先ほどよりもなお一層激しく突起を追い立てながら、千秋は言った。
「…のだめ、………気持ちいいか……?」
 のだめはその声にもびくりと身体を震わせた。
口を開きながらも声にならない声を上げ、うんうんと何度も頷く。
 しかし千秋はそれだけでは許さない。
「…気持ちいいんだな?」
 答えはわかっていたけれど。
 のだめの声で、聴きたかった。
千秋は祈るような気持ちで、まるで答えを引き出す為のように一層その突起とふくらみをなぶった。
「…あぅっ……。気持ち…いいデス……、先輩、先輩、」
 のだめは目を瞑り、ハァハァと大きく息とついて肩を上下させ、続けた。
「先輩……!のだめ気持ちいいです…!!」
 既にのだめの胸の突起は、千秋の舌技によってぬめぬめと粘着質な液で光を反射させていた。
千秋は何かを押し殺したような余裕のない表情をしながらも、この上なく優しく微笑む。
「そうか……」
 ふいに、のだめが、涙で潤んだ瞳をそっと開けた。
交錯する視線。
 しかし千秋は見逃さなかった。
 視界の隅で、のだめの腰が、僅かだがくねるように動かされていることに。

PR
【2011/06/25 23:56 】 | 千秋×のだめ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
<<Kiss it better:6 | ホーム | Kiss it better:4>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














虎カムバック
トラックバックURL

<<前ページ | ホーム | 次ページ>>