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夕霧は、私の背に手を回し、ぎゅっと抱きとめ、膝をつく。そしてまた、口づけを落とす。額に。まぶたに。頬に。唇に。それから首すじに。
私をしとねに横たえ、覆い被さると身体をゆっくりと撫で回す。腰紐の辺りで手が止まる。 もう一度私の頬にちゅっと口づけると、腰紐がするりと解かれた。 身体にまとわりついた衣が、ふっと頼りなげに緩やかになる。 衣の上から私の身体を撫で回していた夕霧の手が襟元から滑り込み、素肌を確かめるようにじっくりとなで下ろしてゆく。 夕霧の息づかいが、すぐ耳元で聞こえる。切なげな、少し速い呼吸。左手で私の肩を抱き、右手は衣をはだけながら、素肌を確かめるように私の身体をまさぐっていった。 首すじから、鎖骨を通って肩へ。腕をなで下ろし、そして胸のふくらみへと辿りつく。 「はぁっ…」 2人の声が、重なった。 「すごい…。ふわふわだ。柔らかい。」 夕霧が身を起こす。 「すべすべしてる。とても綺麗…」 両の手で私の微かなふくらみを捉え、大きく円を描くようにすくい上げたり撫で回したりしながら、夕霧は私の身体から視線を外さない。 恥ずかしさに耐えきれなくなり「いやぁ、やめて」と手で顔を覆って身を捩るが、夕霧の手の動きは止まらない。 なおも両手で双丘をさすり、やわやわと揉み、指が先端に触れた時、つぅんと痺れるような刺激が私の身体を駆け抜けた。 「あぁん!」 思わず声をあげてしまう。 鼻にかかった、甘くて高い、猫のような声。 まるで自分の声ではないような声が、意志とは関係なく、先端をいじられるたびに出てしまう。 「あっ、あっ、やぁん、あん」 恥ずかしいのに。 止めたいのに。 我慢できずに、声が漏れる。 そのたびに、夕霧の指の動きも激しさを増してゆく。 胸の先端がひりつくような感覚に、指の隙間からそっと覗いてみると、私のふくらみは今までになくふっくらと張りつめ、先端はまるで果実のように紅く色づき、固く尖っていた。 「…おっぱいって、こんなになるんだ。雁の君、ここがいいんだね。」 言いながら、先端をもてあそぶ。 いや。いやらしい。そんな事言わないで。見ないで。もうやめて。 言いたいことはたくさんあるのに、言葉にならない。 繰り返される刺激に、声をあげることしかできない。 もうだめ。お願い。 目で訴えた、その時。私の視線を捉えたままで、夕霧が先端を口に含んだ。 「ああぁぁ…ん!」 今までとは全く違った、暖かくて甘い、強い刺激に身体が震える。 ふくらみをぎゅっと寄せられ、先端を交互に口に含まれ、恥ずかしさと気持ちよさに掻き回されながらも私はされるがままに溺れていった。 PR |
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