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夕霧は胸の果実から口と手を離さない。私が漏らす声に合わせるように吸い、舌先で転がし、甘噛みし、舌でしごき、夢中でねぶり続ける。
つぅんとした刺激は、今やじんじんとした快感に変わり私の身体中を支配し、下腹の奥の辺りに鈍い疼きが溜まっていった。 どうにも堪らないその疼きを逃そうと、膝をすり合わせ、腰をくねらせる。 それを見た夕霧が、口はそのままに、手を下肢へとすべらせていった。 腹から下腹を通り、ふとももへ。尻のまるみを確認すると、内股をなで上げる。少しこそばゆい。 舌は胸をねぶりながら、何度も何度も下肢を往復し、最後に下の丘全体を、手のひらでふわりと包み込んだ。 さわさわと薄い恥毛を撫で、手のひら全体で上下に往復させる。 途端に手の滑りがよくなり、ちゅぷちゅぷと水溜まりのような音がした。 「…!?」 「わっ、すご…い」 濡れている? どうしよう、私、粗相を…!? 恥ずかしさも限界に達し、涙があふれてとまらなくなった。 「いや。いや。もうやめて。お願い。ごめんなさい。」 泣きじゃくる私に、夕霧が慌てる。 「恥ずかしい。見ないで。私、もう消えてしまいたい!」 「どうしたの急に…」 「だって、濡れてる…。私、私、あの、粗相を…」 これ以上出ない勇気を振り絞って言ったのに、夕霧はふふと笑った。 「違うよ。」 「嘘!嘘ついて慰めないで!」 「だから違うんだよ。これはね、女の子…女の人が気持ち良い証拠のようなものだから。」 「なぜそんな事、知っているの?」 「それはまぁ、その…」 夕霧は、行為を中断し、単衣を掛けてくれた。腕枕をして、胸にぎゅっと抱きしめてくれる。 「ぼく、元服はまだだけど、童殿上してるだろう。さすがに皆、主上の前では口を慎んでいるけれど、殿上の間に控えていたりすると、いろいろ…その…色っぽい話を聞くんだよ。」 「近くに童がいてもそんな話を?」 「最初は気にしていたようだったけど。こちらが慣れたらむしろ『元服しても姫と閨でどうするか知らないようじゃ恥かくぞ』とか『姫を悦ばせるにはな…』などと言って、元服が近い童や、恋愛経験の浅い若い公達を集めて指南する方までいるくらいさ。」 「夕霧!」 「そんな話も聞き流せないようじゃ、殿上人は勤まらないよ。それに、聞いておいて良かったでしょう?…ほら」 単衣の下で、夕霧の手がまた動きだす。私の弱い部分を攻め、一度は落ち着いた身体の火照りをまた呼び覚ます。 「やめて。恥ずかしい…」 「だからさっきのは粗相じゃないって。」 「違うの。その事ではなくて…私ばかり脱がされて、たくさん見られるのが恥ずかしいの。」 行為をやめて欲しいとは、もう思わなくなっていた。 PR |
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