忍者ブログ
  • 2025.06
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 2025.08
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2025/07/19 01:07 】 |
マシュマロ
ベッドの縁に腰掛けて下着を着けていくのだめの後姿を、千秋は見ていた。
前かがみになった時一際大きさを主張する乳房が、レースのあしらわれたブラで包み込まれていく。
寄せて上げるしぐさをしながら、のだめはあれ?と首をかしげた。
「何?どうかした?」
「…ん~~。……最近ブラがきついんですよね~」
「……太ったんじゃねーの?」
「太ってまセン!!体重変わってないですヨ!!…レディーに対して失礼な!!」
「…誰がレディーだ……」
まあ、太った感じはしないよな。…いや、むしろ…最近、くびれができてきてイイ感じだ……。のだめの体のラインをじっくり見ながら、千秋は顔を緩めた。
「やっぱりそうかも…」
「だから何だよ」
「……胸、おっきくなったみたいデス」
「マジで?!」
がばっと起き上がって声をあげた千秋を、のだめはゆっくりと振り返る。
「…随分と嬉しそうじゃあないですか。……何デスか、その顔。やらしー」
自分でも、顔がにやけてしまうのがわかる。
「えっ、いやー…ぅほん」どうしてもにやけてしまうのを抑えられず、わざとらしく咳をしてみた。
いやらしげな表情の千秋をからかうように、のだめは唇を尖らせる。
「おっぱい星人……」
「……くそっ、何とでも言え…!」
「ぎゃぼ…!!」
後ろから覆い被さるようにのだめを抱きしめると、胸を隠そうとするのだめの腕をものともせず、掌でその豊かな胸を鷲づかみにした。
「確かめないと。どれどれ…」
「もうっ、先輩のバカー!ダメです━━!!」
千秋は無言で手指を動かした。ブラの上から、突起にに人差し指が当たるようにし、小刻みに震わせながらすくい、寄せ上げる。
「…ホントに……駄目デスってば…ん……」
反応よく突起がしこり始めると、千秋はすばやくホックをはずし、ストラップを肩からずらせた。
腋の下から腕を通し、あらわになった白い胸を直に掌に包み込む。そして再び蹂躙していく。
それはどこまでも柔らかく、それでいてしっかりと指を跳ね返す弾力に満ちていて、飽きることなく千秋を楽しませる。
「でかいな…、おまえの……。マシュマロみてー……」
「駄目デスってば……先輩…ゃあん」
「駄目デスってば……先輩…ゃあん」
そしてまた、のだめの肩越しに見える自分の掌の中で形を変える双丘は、千秋の官能を奮い立たせるのに十分だった。
「なあ、のだめ……」
「駄目デスー!!」
いいだろ?と千秋が問い掛ける前に、のだめは腕をがっしりとつかみ、千秋の動きを静止した。
「言ったでしょ!これから学校なんですヨ!!」
「…そうだったな。忘れてた」
のだめは千秋の腕をすり抜け、再びブラをつけた。千秋は若干ふてくされ気味でベッドに寝転んだ。
「あーあ、このブラのセット、気に入ってたのに…」
「サイズが変わったらつけられないのか?」
「合わないサイズだと、胸の形が崩れちゃうんですヨ。だから、新しいの買わなきゃ……グスン」「ふーん」
のだめはワンピースに袖を通し、コートを羽織る。
「…先輩のせいですヨ。いつも、胸ばっかり揉むから……責任とって下さいヨ」
「そっ、そんな風に言うなよ…。しょうがねーだろ、そんなの」
「おっぱい星人…!!」
「……うるさい!!早く学校行け!!」
『おっぱい星人』というレッテルは千秋の自尊心をいたく傷つけるらしく、千秋は真っ赤になってうろたえた。その様は普段の彼からは想像できないほど滑稽でかわいらしく、のだめはくすくすと笑った。「じゃ、行ってきまーす」
「あ、のだめ」
ドアノブに手をかけるのだめを千秋は呼び止めた。
「学校終わったら連絡しろよ。買い物、行くぞ」「買い物?」
「…買ってやるよ、下着。……お、大きくした責任、取ってやる」
「ぎゃはあ…!やったー!しますします、電話!!」
「今日は部屋にいるから」
わかりましたー、とのだめは笑顔でドアを出て行った。…と思うと、細く開けたドアから顔だけのぞかせ、千秋を呼ぶ。
「何だよ。遅刻するぞ」
「先輩も一緒に選んでくれますよね?…たまには黒とかどうですかネ?先輩好みのセクシーなの…ギャハ」
じゃ、行ってきまーす、とのだめは元気にドアを閉めた。
「…何考えてんだあのバカ……」
セクシーな黒なんか似あわねーだろ、と毒づいてみるものの、想像の中でのだめに着せてみると意外にも似合いそうで……。
「…ま、まあたまにはいいか、そーいうのも……」
とつぶやいてしまう千秋なのだった。
━━━━━終わり


PR
【2011/06/28 23:37 】 | 千秋×のだめ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
<<約束:1 | ホーム | 嫉妬:9>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














虎カムバック
トラックバックURL

<<前ページ | ホーム | 次ページ>>