千秋は一瞬のだめから離れると、ワンピースの肩口に手をかけ、はぎ落とすように脱がせた。
そして肩に抱えるようにしてのだめを抱き上げると、ベッドへと放った。
「ぎゃぼん!!……先輩ひどいデスよ!!」
ブラとショーツ姿ののだめは、それを隠すようにベッドカバーをたくし上げた。
「のだめ、こういう日のために、勝負下着を用意してるのに!」
千秋はジャケットを脱ぎ、シャツのカフスをはずした。
「……どうせ脱ぐだろ、下着」
「先輩は女心をわかってません!今日ものだめ、上下ばらばらデスよ!……それに、シャワーだって……」
「入ってないのか?」
千秋は一瞬ぎくりとして、ベルトをゆるめる手を止めた。
「……最近は毎日ちゃんと入ってマス。昨日も……」
「ならいい」
ホッとため息をついて、上半身裸になった千秋がのだめにゆっくりと覆い被さっていく。
「少し、黙れよ……」
まだ何か言いたげなのだめの唇を、千秋は自分の唇で塞いだ。
■4
ブラのフロントホックをはずすと、弾けるように胸があらわになった。
(やっぱり、結構でかい……)
ピアニストでもある千秋の大きな手で、ようやく収まるくらいの大きさだ。
千秋の手のひらの中でその頂は次第に堅く尖り、時折指で押し込むようにしてやると、その度のだめは小さく吐息をあげた。
尖りきった乳首を口に含み吸い上げると、足をすりあわせ、腰をくねらせはじめた。
千秋はそれを見逃さず、ショーツをずらした脇からのだめに触れた。
「んんっ、あぅん……」
すでに潤いはじめていたのだめ自身を、千秋の指が開いていく。
敏感な突起に触れるか触れないかというところでねっとりと指を上下させながら、
徐々にのだめをほぐしていく。
乳首を音を立てて舐めつつふと顔を上げると、目をぎゅっとつぶっているのだめが見えた。
「……ぁ、ぅん……はぁ……」
息が上がり、時折吐息に混じって声が漏れる。
「……のだめ……腰、浮かせて……」
ショーツを取り去り膝を割ると、千秋はいきなりそこに口づけた。
「あっ……!!イヤ……」
■5
敏感な突起の周囲を舌でくるくるとなぞり、十分にじらした後で膨らんでいる突起に舌を強く押しつけた。
突起は舌先によって根元から押し上げられ、何度も上下左右に転がされると、のだめは
身をよじって腰をふるわせた。
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