…感じてくれる事がうれしくて、のだめは積極的に舌を動かした。
含んで吸いながら、舌先でくびれを一周する。唾液が口の端からあふれ、添えていた手を濡らす。
濡れた手で、屹立した幹をゆるゆると上下させていく。
「奥まで、入れられるか……?」
言葉で答える代わりに、のだめは少しずつ千秋を飲み込んでいく。
柔らかな唇が千秋自身をしごき、喉奥で亀頭が締め付けられた。
「……うぅっ……はぁ……ぁ……」
静かな千秋の喘ぎ声に、自分の中に熱い何かが渦巻いていくのを覚えた。
ゆっくりと頭を上下すると、今まで以上に千秋自身が硬くなっていくのがわかった。
顔を少しだけ上げて千秋の顔を見やると、頬にうっすら赤みが差し、
悩ましげに眉根を寄せているのが見えた。
のだめは、なんだか落ち着かなくなりもぞもぞと腰のあたりを動かした。
「……ぁふん」
自分のかかとに自分の秘部がふれ、思わず声が漏れる。
どうしよう……こんな……こんな……いけないと思いつつ、腰が動いてしまう。
千秋を口に含みながら、鼻にかかった声が漏れ出てしまう。
そんなのだめの変化を感じ取り、千秋は手を伸ばしてのだめの髪をかき上げた。
「どうした……?くるしいか?」
頭皮をなでる指先に身震いして、のだめは千秋から唇を話した。
「……そうじゃなくて……はぅん……わかんないんデス……こんな気持ち……」
のだめの目はうっとりと潤んで、縁が紅く染まっていた。
もどかしく、溢れてしまいそうで、でものだめにはどうしていいかわからなかった。
「そこの引き出しにゴム入ってるから……出して」
「……ハイ」
動くたび、体のあちこちが甘くしびれる。ゆっくりとした動作でゴムを取り出した。
「……つけてみるか?……絶対破くなよ」
小さくハイ、とのだめは答えた。
慎重に取り出して、千秋に言われるとおりに被せていく。
もどかしそうに這い回るのだめの指に刺激されて、千秋は時折吐息を漏らした。
「そう、ゆっくりと……下まで……」
「こーデスか?」
「……いてっ!いてててて」
「ぎゃひ?」
「ゴラーー!!毛ぇ挟んでんじゃねえか!!」
「ぎゃぼーー」
千秋は根本部分を付け治して、気をつけろよ、と軽くのだめの額をこづいた。
「ごめんなサイ……」
「……もういい」
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