すぐにでも入れてしまいたくて、その体勢のままのだめに腰をおろすよう促す。
初めは躊躇したのだめだったが、同じ思いなのか素直に応じた。
肘掛に手をついて、白く丸いのだめのヒップがゆっくりと降りてくる。
まろやかなその曲線に手を添えて軌道修正をしてやり、
雫で光るのだめ自身に二、三度先端をこすりつけてからゆっくりと亀頭を押し込んだ。
「ふぁああ…ん」
甘美なまでの異物感に押し出されるように、のだめは喉奥から声をあげた。
いっぱいに満たされる充実感に、身体全体が震えるようだった。
今までも千秋を受け入れる時はえも言われぬ幸福感に身体が熱くなったが、
今日はそれだけではなく違う感覚がのだめを襲っていた。
荒くなっていく息に、時折甘ったるい声が混じる。
のだめの充血した花びらの間に、屹立した自分自身が入り込んでいく様を千秋は見ていた。
ぬめらかな圧迫感が、千秋を包み込む。
熱い……。
一気に汗が噴き出したようで、片手で自分のシャツをはだけさせていく。
根元まで進入させた己の先端が最奥をノックしたのを感じると、
たまらずに体を起こしてのだめを抱きしめた。
腰を回すようにグラインドさせ、胸に手を這わせる。
ブラをつけた服の上越しでもわかる程に、のだめの乳首は快感を主張していた。
「エッチすぎるのはどっちだ…」
千秋はつぶやいて、ワンピースの前ボタンを手早くはずしていく。
首が抜ける程度まではずすと、ワンピースをたくし上げて脱がせた。
ブラをはずすのももどかしく、ずらしあげて胸をあらわにする。
一瞬、ひんやりとした空気にさらされた後、そのとがりきった乳首はすぐさま千秋の手のひらに包まれた。
ハリのある胸を強く揉みしだき、中指でリズミカルに乳首をはじく。
のだめは、細く長い千秋の指によって形を変えていく自分の胸を見下ろしていた。
まるで他人事のように遠い意識の中でそれを見ている気がするのに、快楽は絶え間なく押し寄せる。
千秋の物が、自分の中に入っているその事実。
つながった部分を意識すると、自分の物ではない力強い脈がこそばゆく、無意識に腰を揺らしてしまう。
「…やらしいな、のだめ。……腰、動いてるぞ」
「…動かして、まセン……!」
「ウソつくなよ…」
背中のホックをはずし、手早くブラを取り去る。
千秋自身も、身につけていたシャツを脱ぎ捨てた。
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