「……はぁ……ぁ……」
目をつぶったのだめの顔は上気して、腰をくねらせながら時々くぐもった声を上げている。
「のだめ……」
千秋は愛しげに栗色の髪を梳いた。
「俺にもさせろよ」
ベッドに体を横たえると、千秋はのだめのヒップを引き寄せた。
促されるまま、のだめは下半身を千秋の顔に向けてまたがる格好になる。
「またこんなカッコ……恥ずかしいんデスよ、このカッコ……」
今更、とつぶやいて、千秋は目の前の柔らかな内股にきつく吸い付いた。
「あっ、イヤン……」
可憐なショーツの中央部分は既にぐっしょりと濡れ、ぴったりと張り付いた布越しでも形がはっきりとわかってしまう程だった。
その襞をゆっくりと、布越しに舐めあげる。
「んっ、んふん……」
千秋を口に含みながら、のだめは声を漏らした。
くびれに口腔内で舌を這わせ、添えた指でゆるゆると屹立した幹を刺激していく。
千秋は舐めあげるごとに跳ねるのだめの腰をがっしりとつかみ、さらに足を開かせた。
ショーツの両サイドの蝶々結びをほどき、濡れたショーツを取り払うと、粘性を持った雫が滴り落ちそうになる。
千秋はそこにむしゃぶりついた。
溢れて止まらない蜜を舐め啜り、舌を泉に差し入れては掻き出し、なおも啜った。
千秋自身に舌を這わせていたのだめだったが、今はそれどころではなく嬌声をあげては体をくねらせた。
暖かな舌に敏感な膣口をぐるりと舐めまわされ、次第に体が快楽に支配されていく。
千秋はのだめ自身を左右に大きく開き、快感を主張しはじめた突起に舌を這わせた。
「ひゃあぁん……」
舌先で優しくくすぐり、唇をつけて軽く吸い上げる。
のだめは、殊更ここを責められるのが好きなようだった。
初めの頃は敏感すぎて痛がった事もあったけれど、今ではちょっと乱暴にされるくらいでも身をよじって悦ぶ。
自分が、そのように体に覚えさせてきたのだ。
剥き出しになったその突起を歯の間に軽く挟み、尖らせた舌先で左右にはじいた。
「あっ、イヤ……ああっ……ァ……ァ……」
のだめは髪を振り乱していやいや、と顔を横に振り、腰を震わせながら艶のある声を上げる。
ぴちゃぴちゃと水音をたて、今度は8の字を描くように突起を愛撫していく。
「だめっ、だめっ、……いやぁーー」
腰をびくびくと震わせ、胸を千秋の下腹に強く押しつけながら、のだめは登りつめた。
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