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【2025/07/19 00:36 】 |
嫉妬:5
優しく、だけど強く、千秋はのだめを抱きしめた。
もう、この女を二度と手放せない。
「のだめ……」
「…ぐーきゅるるる……」
「えっ?」
「…先輩、先輩のお腹が鳴ってマス……」
「げっ…あー、もう……。ほんとに格好わりーー」
恥ずかしさに顔が赤くなっていく千秋を、のだめはくすくすと笑った。
「おにぎりありますヨ。食べますか?部屋から取ってきますネ」
「…後で食うよ。今は」
部屋に帰ろうとするのだめの腕を引き寄せ、耳元で囁いた。
「今は、お前を食べたい」

舌を絡ませながら、千秋は右手でワンピースのジッパーを下ろしていく。
と同時に、器用にも同じ指でブラのホックをはずした。
左手は既にスカートの裾から差し入れられ、丸いのだめのヒップを撫でまわしている。
時々割れ目を伝ってはもっと奥へと指が動いていくのに、肝心な部分には触れず、内股へそれていく。
合わさった唾液は飲み込みきれず溢れてのだめの首筋へこぼれていくが、その度千秋の舌が追いかけてはすべて舐め取った。
唇が離れても舌を絡めたまま、千秋はワンピースをブラごと肩から抜いた。

ワンピースが床に落ち、のだめのたわわな白い乳房がまろび出ると、下から救い上げるように揉み上げた。
柔らかなその胸は千秋の掌の中で自在に形を変える。肌はなめらかなのに吸い付くようで、次第に指先に力がこもっていく。
裾野から円を描きながら胸の頂へ向けて指をたどらせる。ゆっくりと、焦らしながら。
そして、とうとうたどり着く。
「んんぅ……」
指先で尖りきった乳首をはじくと、のだめは甘く鼻を鳴らした。
千秋はのだめを抱き上げ、ベッドへ降ろすと手早く自分の服を脱ぎはじめる。

のだめはしばらくそれをぼんやりと見ていたが、手を伸ばしてボクサーパンツの上から千秋自身に触れた。
硬さを持ち始めたその形を、たどたどしく指でなぞっていく。
そしてパンツに指をかけ、下ろした。
千秋がのだめの頬にかかる髪を耳にかけてやると、それで合図であるかのように、のだめはその柔らかな唇で千秋を銜えた。
一旦すべてを含み、唾液を絡ませながら唇で刺激を与えていく。
すべてを含みきれなくなると、尖らせた舌先で筋をちろちろと舐めあげ、たっぷりと唾液を乗せて亀頭に舌を絡めた。
添えられた右手は、舌の動きと連動するように屹立した幹をこすりたてる。
数を重ねたセックスの中で、のだめはそんなテクニックを身につけていた。


「……はぁ……ぁ……」
目をつぶったのだめの顔は上気して、腰をくねらせながら時々くぐもった声を上げている。
「のだめ……」
千秋は愛しげに栗色の髪を梳いた。
「俺にもさせろよ」
ベッドに体を横たえると、千秋はのだめのヒップを引き寄せた。
促されるまま、のだめは下半身を千秋の顔に向けてまたがる格好になる。
「またこんなカッコ……恥ずかしいんデスよ、このカッコ……」
今更、とつぶやいて、千秋は目の前の柔らかな内股にきつく吸い付いた。
「あっ、イヤン……」
可憐なショーツの中央部分は既にぐっしょりと濡れ、ぴったりと張り付いた布越しでも形がはっきりとわかってしまう程だった。
その襞をゆっくりと、布越しに舐めあげる。
「んっ、んふん……」
千秋を口に含みながら、のだめは声を漏らした。
くびれに口腔内で舌を這わせ、添えた指でゆるゆると屹立した幹を刺激していく。
千秋は舐めあげるごとに跳ねるのだめの腰をがっしりとつかみ、さらに足を開かせた。
ショーツの両サイドの蝶々結びをほどき、濡れたショーツを取り払うと、粘性を持った雫が滴り落ちそうになる。
千秋はそこにむしゃぶりついた。

溢れて止まらない蜜を舐め啜り、舌を泉に差し入れては掻き出し、なおも啜った。
千秋自身に舌を這わせていたのだめだったが、今はそれどころではなく嬌声をあげては体をくねらせた。
暖かな舌に敏感な膣口をぐるりと舐めまわされ、次第に体が快楽に支配されていく。
千秋はのだめ自身を左右に大きく開き、快感を主張しはじめた突起に舌を這わせた。
「ひゃあぁん……」
舌先で優しくくすぐり、唇をつけて軽く吸い上げる。
のだめは、殊更ここを責められるのが好きなようだった。
初めの頃は敏感すぎて痛がった事もあったけれど、今ではちょっと乱暴にされるくらいでも身をよじって悦ぶ。
自分が、そのように体に覚えさせてきたのだ。

剥き出しになったその突起を歯の間に軽く挟み、尖らせた舌先で左右にはじいた。
「あっ、イヤ……ああっ……ァ……ァ……」
のだめは髪を振り乱していやいや、と顔を横に振り、腰を震わせながら艶のある声を上げる。
ぴちゃぴちゃと水音をたて、今度は8の字を描くように突起を愛撫していく。
「だめっ、だめっ、……いやぁーー」
腰をびくびくと震わせ、胸を千秋の下腹に強く押しつけながら、のだめは登りつめた。

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【2011/06/28 17:56 】 | 千秋×のだめ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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