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【2025/07/18 22:44 】 |
前夜:5
■■14
 両手も縛られて、龍太郎のなすがまま、清良は文字通り犯されていた。
 龍太郎は、今度は空いた左手で自分たちがつながる部分に指を這わせる。
「……ッ!!」
「おまえ、ここいじられるの好きだよな…。こんな、なんにも抵抗できなくて、今触ったらどうなる……?」
 龍太郎の指先は、ことさらゆっくりと結合部を辿る。
 その指先が求める場所を察知して、清良は無我夢中で腰を引こうとする。まるで、追い詰められたウサギが生命を守ろうと必死で逃げ道を探すように。
 しかし龍太郎は決して逃がさず、一層清良を突き立てた。
「いいから、黙って犯されてればいいんだよ…」
「…んぁぁっ……!!」
 龍太郎の指は清良の突起を捕らえ、揉みしだくようにこねくりまわした。
 ズン、ズン、と重く突かれる快感と共に、その敏感な芽をいたぶられて、電流のように激しい快感が清良を襲う。
「…やあぁ…許して、龍、あ、もうダメ……!!」
「何がダメなんだよ。じゃあやめるか?」
 龍太郎は自身も荒く息をつきながら清良の腰をがっちりと掴んで、より深く、強く腰を打ち付ける。
 その芽を激しく弄びながら。
「…やぁっ、だ、い、イっちゃうの……!!」
 清良はベッドに強く顔を押し付け、拘束された手首をもどかしげに震わせながら、指先が白くなるほどにシーツを強く握りしめた。
 快感に耐えるようにシーツにしがみついていた清良の指先は、今や快感を逃すまいと、浮き上がる自身の身体をベッドにつなぎ止めていた。
 抵抗の末に龍太郎の掌を振りほどき、清良は快感を搾り出すように声を上げる。「ゃあぁぁぁっん…!
「イくのか?オレに犯されてイくのか?やらしいな、清良…!」
 龍太郎の芽を擦る指先がこの上なく速くなると、清良の背はひときわ大きくしなった。

■■15
「ん、やあぁ……!!」
 びくり、びくり、と清良の華奢な身体が跳ね、ベッドに深く沈み込む。同時に膣内は激しく収縮し、龍太郎を締め付けてこの上ない快感を与えた。
「…っく……!」
 龍太郎はその急激な締め付けに全身全霊をかけて耐えると、手を伸ばし、くったりと力を失った清良の手首の戒めを解いた。
「…りゅ、龍、やだ、顔が見たい……」
 肩を上下させて荒い息をつく清良が絞り出すように言うと、龍太郎は自身を差し入れた状態のまま、清良を仰向けにさせた。
 当然、結合部は卑猥な水音をさせながら、激しく摩擦する。

「ふ…ぁぁんっ……」
 仰向けにされて龍太郎に再び組み敷かれると、清良は自由になった両腕を広げて、龍太郎の首にしがみついた。
 龍太郎は闇雲に清良の唇に口付け、激しく舌を絡ませながら、より一層突きを激しくする。
 一突きごとに清良の身体はベッドから浮き、真っ白なシーツはその振動で波打つ。
 清良は龍太郎を抱きしめる腕に力を込めると、再び眉根を寄せた。
「ん、ぁ、もっと…もっと!龍!」
 龍太郎は清良に舌を絡ませながら、答える余裕もなく清良に腰を打ち付ける。押し入れては回し、清良の膣内のざらざらした部分を幹に感じながら、こねるようにぐちゃぐちゃと掻き乱す。
 清良は、龍太郎と自分の唾液でしとどに濡れた唇を引きつらせて、悲鳴にも似た声を上げた。
「や、また、い、イちゃっう、龍ぅ……!!」
 力を失っていた清良の身体が再び強く龍太郎に絡みつき、その爪先までもがピンと張ると、その強張りを受けて、龍太郎の身体もまた強張ってゆく。
「あ、すっげキツ…き、清良、」
 龍太郎は激しい締め付けを感じながら清良の小さな頭を強く抱きしめた。
「や、ゃあぁぁぁ…!!」
「…ぁああっ…清良、好きだ…っ!!」
 ひときわ大きく身体を震わせて清良が嗚咽のような嬌声を上げると、追い立てられるように深く腰を突き、龍太郎もまたぎりぎりまで絞られた快感を吐き出した……

■■16
ズルリ、と力を失ったモノを引き出すと龍太郎は清良の横に倒れこみ、震える華奢な身体を手探りで抱き寄せて口付けた。
「…あ、はぁ、あ…ん、……」
 美しく眉根を寄せた清良は未だ荒く息を弾ませながら、龍太郎のその広い胸に顔を埋める。
 お互いの早い動悸を感じながら、二人は暫くの間、そうして快感の余韻に浸る。そうして暫くの間、互いの体温に身を預けていた。
「もう、龍のバカ……!」
 幾分落ち着きを取り戻すと、清良は恨めしそうに龍太郎を見遣った。
「縛るなんて信じられない!やだって言ってるのに、あんなとこ…舐めるし……もうっ!」
 頬を膨らませながらも自分の胸から離れない清良に人知れず微笑みながら、龍太郎は清良の乱れた髪を撫でてやる。
「いや~ははは……明日からまた暫く会えなくなると思うと盛り上がっちゃってさ~…でもたまには良かっただろ…?」
 清良はそんな龍太郎の胸をペチリと叩くと、そっと背中に手を廻した。

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【2011/06/27 23:27 】 | 峰×清 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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