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女房たちの噂どおり、夕霧は随分と背が伸び、肩や胸もがっしりと広く男らしくなっていた。かなり上向かないと、顔が見られない。
懐かしい顔も、整った目鼻だちや優しい表情はそのままに、女の童のような綺麗さだったものが頼りがいのある男性のそれに変貌していた。 立派な直衣姿に、しっとりとした香のかおり。 この素敵な公達が、本当に私の夕霧なの?私は、夢を見ているのではないかしら。 夕霧は大きな身体をかがめて再び私を袖の中に包み込む。 髪をひと掬い手に巻きつけ、顔をうずめてしばらくの間じっと動かなかった。 「今度こそ…今度こそ、消えたりしないね。本物の君だよね。夢ではないよね…」 夕霧が言葉を絞り出す。微かに声が震えていた。…泣いている? 私は夕霧にしがみついた。 「夢ではないわ。本物の私よ。これからはずっと一緒よ。お願い。抱いて、確かめて。私を全て、あなたのものにして…!」 夕霧は、私の髪に顔をうずめたまま、耳元で低く囁く。 「殺し文句が上手だね。…君は知らないだろう。その言葉が、どれほど男を奮い立たせるか。君を滅茶苦茶にしてしまいたくなるほど可愛い事を言っているってことを…」 「構わないわ。私を、思う存分滅茶苦茶にして。あなたでいっぱいにして!」 堰を切ったように想いが溢れ出し、私たちは無我夢中で口づけ、舌を絡め激しく吸いながら、衣を脱がせあった。 色とりどりの衣の海に組み敷かれ、生まれたままの姿で腕を巻きつけ、脚を絡ませてしっかりと抱き合い、体温を交換する。夕霧と私は、二つに別れた物を一つに組み合わせたかのように、隙間なくぴったりと密着した。 ほぅ、と一つ大きく息をつき、夕霧が半身を起こして私の全身を潤んだ瞳で見つめる。 「綺麗…。ついこの前までは、ほんの少女だったあなたが。いつの間にか、こんなに艶やかな淑女になってしまった。」 輪郭を確かめるように、ゆっくり手を這わせる。 「華奢な肩。たわわな乳房。よく熟れた乳首。なめらかな腹。細い腰。しなやかな脚…」 触れられた場所から熱を帯び、じわじわと快感が広がってゆく。最後に夕霧は、私の女性の部分に手を伸ばした。 「…魅惑的な、花びら。」 私のそこは、まだ何もされていないにも関わらず、すでにたっぷりと潤んで夕霧を待ちわびていた。 「すごい。もうこんなに溢れて。でも、もう少し待ってて…」 挨拶をするように二・三度くちゅくちゅとかき混ぜ、夕霧はまず私の乳房を手で掬いあげた。 もっちりとたわわに実った、私の乳房。紅に色付いた小さな乳首が、つんと上を向くように先端に実る。 湯浴みを手助けしてくれる女房によく「素敵なお胸ですわ」と羨ましがられるが、夕霧の目にはどう映るのかしら。 骨ばった大きな手が乳房を包む。むにゅむにゅと揉まれると自在に形を変え、手のひらから溢れ出す。時折かする乳首が切なく痺れ、もっと欲しいとおねだりするかのように、固く、紅く主張しはじめた。 PR |
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